心臓超音波検査は、超音波を使って心臓の内部構造を探査する検査法です。超音波は生体内を直進する特性を持ち、内部構造の材質の違いにより、異なった反射を示す性質があります。この性質を利用する事により、心臓をモニター上にリアルタイムに画像化して見る事ができます。心臓の筋肉の分厚さ、筋肉の動き、弁の開閉、血栓の有無などが手に取るようにわかります。 心エコーには、M-モード法、B-モード法、ドプラー法などの画像構成法があり、特にドプラー法は血流をカラーで表示でき、心臓内腔の血流や弁の逆流を定量的に評価する事により、心臓弁膜症の診断に役立っています。
ベッド上に仰向けに安静した状態で、心臓の電気的活動をグラフに表したものです。左右手足4か所、胸に6か所の電極をつけて、心臓の電気的活動を12本のグラフで表します。不整脈や心筋梗塞などの虚血性心疾患の診断に有用です。
安静時の心電図ではわからない運動中や運動直後の心臓の状態を調べます。 この検査は、運動中及び運動直後の心電図・血圧・脈拍を運動中のそれらと比較してその変化を調べます。運動負荷の方法として、当院ではベルトコンベアの上を歩くトレッドミル試験を行っています。運動によって起こる不整脈や虚血性変化を見る事が主な目的です。 トレッドミル試験では、目標心拍数に到達した時、自覚症状が出た時、心電図の虚血性変化(ST変化)が有意になった時、不整脈が頻発する時、脚が疲れて続行が困難な時、いつでも中止する事が出来ます。
平成20年4月からは、40歳から74歳までの全ての方(被保険者及び被扶養者)を対象に「特定健康診査」「特定保健指導」がはじまり、当クリニックは京都市特定健康診査・特定保健指導の実施機関となっております。また各種健康診断を行っておりますので、お気軽にご相談下さい。 京都市特定健康診査・特定保健指導/京都府生活習慣病検査協力機関/学校心臓検診精密検査施設(小中学校・高校)/心臓ドック・メタボリック ドックなど。
・レントゲン検査・心肺運動負荷試験(CPX) ・その他CT検査(頭部・頸部・胸部・腹部・下肢) ・頸動脈エコー検査・下肢動静脈エコー検査・腹部エコー検査・甲状腺エコー検査 ・プロトロンビン時間(INR)測定・糖尿病検査(血糖値・HbA1c) ・呼吸機能検査・呼気一酸化炭素濃度検査・睡眠時無呼吸検査 ・体組成計測(Inbody 720)・動脈硬化測定(ABI/BaPWV)・超音波骨評価測定検査